こんにちは。J2広報推進委員会です。

先日、夙川中学校中高一貫3期生・J2学年(中2)は、阪神淡路大震災について学びに校外学習へ行きました。その様子をお伝えいたします。

今回の校外学習の目的は防災学習です。行先は淡路島にある「野島断層保存館」とHAT神戸にある「人と防災未来センター」にいきました。

湊川神社に集合しJ2学年として初めての校外学習に行きました。まずは野島断層保存館へ向かいます。

 

移動中は消毒、マスク着用の徹底、バス車内も喋らないことなどコロナ対策万全で淡路島に向かいました。

 

野島断層保存館での見学の様子です。

野島断層保存館では阪神淡路大震災の時に出来た断層がそのまま保存されていました。

震災後の家の様子をそのまま再現しているコーナーがあり、皆が真剣にメモを取ったりしていました。

また実際に震度5の揺れを体験しました。初期微動から主要動と揺れは激しくなり40秒間揺れました。

実際に体験すると一旦収まったかと思うとドーンと激しい揺れになり、怖さが増すと同時にとても長い時間にように感じました。

また椅子から落ちそうなぐらいの強い揺れでした。想像以上に揺れて、地震の揺れの強さを知ることができました。

その他にもビデオや展示物があり真剣にメモをとりました。

野島断層保存館見学のあと、お昼ご飯を「北淡震災記念公園」で食べました。

景色も良いし、外で食べるのは気持ちいい~!

 

午後からはHAT神戸にある「人と防災未来センター」へいきました。

まず、震災当時、消防士だった語り部さんの話を聞きました。自助、共助、公助のお話。自助が一番大事とのことでした。

まずは自分の身を守る行動や、普段からの備えが大事であることを学びました。

貴重なお話でしたので、皆真剣にメモを取って、語り部さんのお話を聞き入っていました。

語り部さんのお話の次は施設内の見学です。

2021年リニューアルオープンした東館の様子です。こちらでは津波のシミュレーションを見学しました。

普段静かな海でも、地震による津波は簡単に堤防を越え、街をひと飲み崩壊させてしまう、その様子が伝わりました。

西館3階は震災の記録を残すフロアとなっています。みんなの記憶から決して忘れ去ってはいけない、そう強く思いました。

こちらは体験コーナーの様子です。ハンマーを持ち、強くたたくことによって地震を起こすという体験です。

こちらは台風を日本列島に運ぶというものです。この他にも震災の恐ろしさを伝える映像を見たりしました。

  

そのほか沢山の写真や映像で震災について学びました。みんな真剣にメモをとり勉強しました。

 

最後の今回の校外学習で学んだことをそれぞれ記載します。

・自然災害は、いつ起こるかわかりません。これから起こるかもしれない、いえ、きっと起こるであろう未知なる災害に対して、学校、自宅あらゆる場面でとっさに自らを守る行動がとれるのか想像したり、訓練したりすることが大切であると思いました。

・今回の校外学習では、自然災害はいつ起こるか分からないということを思い知らされました。しかし、被害を少なくすることはできます。私達は、減災という意識を持って、どのように取り組めばいいのかを皆で考えなければいけません。この機会に、家の災害対策は大丈夫なのか、私にできることは無いかなど、考え直してみるのも、良いと思います。

・シアター映像で出てきたフレーズ「自然災害をなくすことはできません。しかし、被害を少なくすることはできます。」常日頃から防災意識を持ち、対策を心がけることが大切であると感じました。

・今回の校外学習で学んだことは自然災害をなくすことはできないですが被害を少なくすることはできるということです。

今回学んだことを日々の生活に活かしていきたいと思います。

以上、J2(中2)学年校外学習の様子をお伝えいたしました。ご覧いただき、ありがとうございました。

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