学年を代表しまして一言あいさつをさせていただきます。保護者の皆様、本日はご子息ご息女のご卒業、おめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。ポートアイランドからの移転、学校方針の転換等、入学当初では考えられない様々な変化があり、卒業生の皆さんや保護者の皆様には大変ご迷惑とご苦労をお掛けしました。本当に申し訳ございませんでした。 本日の卒業式が迎えられたのも、卒業生の皆さんの努力と、保護者の皆様のご協力のおかげだと確信しております。私をはじめ、頼りないこの学年団に協力してくださり、また支えてくださり、本当にありがとうございました。学年団一同この日を迎えられたことを大変うれしく思います。
 さて、卒業生の皆さん、今日のこの日を迎えるにあたり、誰に感謝していますか?今日は皆さんがお祝いを受ける日ですが、3年間もしくは6年間一番近くで支えてくれた家族に感謝を伝える日にしてください。皆さんの喜びも、悲しみも一緒に共有し、悩みも真剣に考えて、一番近くで支えてくれた家族にしっかりと感謝を伝えて下さい。また、3年生の始め、担任全員が入れ替わりという状況でした。卒業生の皆さんも戸惑い、前の担任が良かったとか、いろいろ不安や不満があったと思います。担任の先生も同様に3年生の大事な時期に自分たちが一人一人の支えになれるのか、クラスを一つにまとめることができるのかと悩み、クラスのこと一人一人のことを毎日夜遅くまで学校に残り、考えていました。学校の先生で皆さんの親代わりになれるのは担任の先生しかいないと私は思います。そんな担任の先生にも感謝を伝えてくれるとうれしいです。

 皆さんはこれからそれぞれ違う道に旅立ちます。年を重ねるごとに偉くなるのではなく責任が増えていきます。とはいってもまだまだ若くこれからです。山あり谷ありで苦労すること、どうすれば正解か選択に悩むこと、必ずあると思います。皆さんの心の支えは家庭にあります。またここ夙川にあります。いつでも相談に乗ってくれる存在はいつも近くにあります。気兼ねなく学校に帰ってきてください。いまから教室で最後のHRが行われます。仲間との担任との最後の終礼です。数々の思い出を語り合える空間にしてください。最後になりましたが皆様のご健康とご多幸、さらにはこれからのますますのご活躍を祈念して私の挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。それではさようなら・・・。

2020年3月1日 K3学年 学年部長 青山 人士