大変僭越ではございますが、新入生の保護者を代表いたしまして、ひとことご挨拶をさせて頂きます。
桜の花が咲き始め、暖かい日差しが降り注ぐようになりました、この良き日に、子供たちのためにこのように盛大な入学式を催して頂きまして本当にありがとうございます。また、ご多忙中にも関わらず、ご臨席頂きましたご来賓の皆様にも、重ねて厚く御礼申し上げます。

 新入生のみなさん、一生懸命勉強に取り組み憧れの夙川中学校への入学本当によかったですね。おめでとうございます。今日、真新しい制服に袖を通し、これからの学校生活に少しの不安はあるものの、希望を胸に心躍る気持ちでいっぱいだと思いますが、みなさんのお父さんお母さんも同じ気持ちでここに座っておられます。今日から皆さんはこの夙川中学校で様々なことを学ぶわけですが、その希望を実現できるかは皆さん自身にかかっています。新しい友達と出会い、たくさんの事を学び、体験して心身ともに成長していくために、この学校生活で何かひとつでも熱中し、打ち込めるものを見つけてほしいと願っています。

 さて、この夙川中学校では、実績ある須磨学園の教育プログラムを受けられ、「生徒一人ひとりの個性を認めて伸ばす教育」を目指し、子供たちを導いていただけることは、この度の、熱意をもってご指導いただけると実感した説明会や、入試当日の先生がたのご姿勢を拝見し、私ども保護者も新入生五十七名の子供たちを安心して託すことができると感じ、また、この夙川中学校の第一期生として学校生活をスタートできることを大変嬉しく思います。

 これから先、子供たちはここで様々なことを学び、いろいろな経験を積んでいくことでしょう。子供たちが知識を身につけ、友人との集団生活を学ぶ間、私たち保護者も先生方と密に連携を取りあいながら家族の絆を深め、子供たちと共に成長してまいりたいと思っております。

 最後に、夙川中学校のご発展ならびに、校長先生をはじめ教職員の皆様、そして御臨席の皆様のご健勝をお祈りするとともに、ご支援を重ねてお願いいたしまして、ご挨拶とさせていただきます。

 2019年4月6日 保護者代表 谷口雅美