新たな命が芽吹き始める春の良き日、新たなに須磨学園夙川高等学校の一員となることができ、私たち新入生一同、喜びと希望で胸が一杯です。本日は、私たちのためにこのような素晴らしい入学式を催していただき、理事長先生、学園長先生、諸先生方に心から感謝致します。

 これからの三年間は、自ら主体的に目標を求め、その目標達成のための努力を重ねながら、それぞれの自己実現への道を歩んでいきます。その道は決して平たんではないかもしれません。しかし、その先にある社会の中で活躍する自分を強く意識しながら自己実現の礎をしっかり築いて先生方、先輩方のご指導の下、ここに集う仲間たちと互いに協力し、時に笑い、時に涙しながら過ごすこれからの三年間は、その先の我々の人生の大きな財産となるはずです。そのことを信じて、これからの一歩一歩、着実に前に進んで行きます。

 私たちが生まれた平成から令和に元号が変わる記念すべき年に、私たちはこの須磨学園夙川高等学校の第一期生としてスタートを切れることを誇りに思うとともに、互いに手を取り合い助け合って母校の素晴らしい歴史を築いていくことを、新入生一同ここに誓います。

 2019年4月6日  入学生代表 濱野 太一