S1学年 長崎平和・九州歴史探訪

中学校

7月6日(木)~8日(土) S1(中3)学年が2泊3日で長崎、福岡へ。被爆地に実際に足を運び平和の尊さについて理解を深めるとともに、出島や大浦天主堂などでは日本と海外のつながりを学びます。

長崎の平和公園に捧げる千羽鶴の制作や事前学習など、約1ヵ月前から準備を進め、当日を迎えました。

1日目。新幹線で博多駅に到着し、まずはラーメンでお腹を満たします。事前にリサーチした目当てのお店に直行です。

学問・文化芸術の神様として広く知られている太宰府天満宮を見学。自由時間には、お守りやおみくじを買う生徒も。

九州国立博物館へ。メモを片手に様々な展示資料を見てまわり、日本と海外の文化交流史について学びました。

2日目の午前中は長崎で平和学習をしました。原爆落下中心地で平和セレモニーを実施。事前に制作した千羽鶴を捧げ、平和を願いました。

続いて、向かったのは長崎原爆資料館です。生徒たちは原爆投下時の写真や被災物などから、戦争の悲惨さを強く感じました。

被爆者の方から、当時の街や人々の様子を伺いました。生徒たちは生の声に耳を傾け、原爆の実相と向き合いました。

鎖国時代に西洋との貿易の拠点であった出島と日本をつないでいた唯一の橋を通り、出島へ向かいました。

国宝である大浦天主堂を訪問。長崎のキリシタンの歴史を主に、日本と西洋の歩みを知りました。

明治期の洋館を移築し復元したグラバー園も訪ねました。班別で洋館をめぐり、異国の雰囲気を楽しみました。

3日目には長崎歴史文化博物館へ。数多くの歴史資料や工芸品を通して、長崎の外交や貿易、文化について知見を広げた生徒たち。

奈良・平安時代に迎賓館として商人たちを招く場所だった鴻臚館。展示館では、建物の復元模型や発掘状態のままに保存された建物の跡を見学しました。