K2/V1(高2)の家庭科では、特別授業期間を活用して調理実習を実施。ご飯とみそ汁の基本レシピを学びながら、災害時にも役立つポリ袋調理にも挑戦しました。日常と非常時、どちらにも対応できる知識をしっかりと身につけました。
家庭科教員から実習の目的と安全について説明を受け、いよいよ調理スタート。班に分かれて米を研ぎ、炊飯器にセット。おいしいご飯を目指して真剣に取り組んでいました。
みそ汁作りでは、生徒同士で手順を確認しながら作業を分担。大根のカットや火加減の調整など、役割ごとに協力して調理を進めました。
ご飯とみそ汁が順調に完成し、自分たちで作った料理を各自で試食。家庭での食事の大切さを実感しながら、将来の一人暮らしにも役立つ基本的な調理技術を学びました。
調理後は、防災を意識したレシピに挑戦。具材と調味料を耐熱性ポリ袋に入れ、空気を抜いて封をします。ガスや電気がなくても、カセットコンロで調理できる方法を学びました。
準備したポリ袋を鍋に入れて加熱。底に耐熱皿を敷くことで袋が破れにくくなり、調理後に鍋を洗う水も節約できます。いよいよ出来上がった炊き込みご飯を取り出します。
完成後は、班ごとにご飯を試食。同じ材料でも水分量や火の通り方で食感や味に違いが出ることを実感しました。調理を通して、防災への関心も高まりました。