夏休みの挑戦 生徒が取り組む様々な活動

高等学校

夏休み中も、生徒たちは主体的に様々な活動に取り組んでいます。K2/V1(高2)学年の有志メンバーは、日本弁護士連合会主催「高校生模擬裁判選手権 関西大会」に出場し、検察・弁護の立場から法的思考力や表現力を磨きました。また、広報推進委員を中心としたメンバーは「ネイチャー甲子園」に挑戦し、地域の自然をテーマに企画・取材・撮影・編集を行い、環境への理解を深めています。今回は、両活動の様子をご紹介します。

大会に向けて、まず弁護士や検事の方から、論理的に考える力や意見の伝え方についてレクチャーを受け、模擬裁判に必要な視点や流れを学びました。

得た助言をもとに、生徒たちは自ら考えを深めながら本番に向けて準備。制パソコンなどを活用し、主張や資料を丁寧に整理していきました。

本番は大阪地方裁判所で実施され、実際の法廷で自らの主張を展開。他校との交流もあり、生徒たちにとって貴重な学びの場となりました。

広報推進委員会の生徒たちは、神戸市北区淡河町で茅葺き文化の普及に取り組む「くさかんむり」を取材。南僧尾観音堂を見学し、その魅力と歴史を学びました。

次に訪れたのは、茅葺き屋根のあるベーグル店「はなとね」。修復作業の様子を見学し、職人やオーナーの方に茅葺きへの想いを伺いました。

最後に訪れた淡河宿本陣跡では、茅葺きのカウンターなど新しい形の茅葺きを見学。生徒たちは取材での学びを活かし、感謝の気持ちを込めた動画制作に取り組んでいます。