東京研修旅行①現代の都で学ぶ、発見の5日間

高等学校

K2/V1(高2)学年は、10月20日(月)から4泊5日の東京研修旅行を実施しています。昨年の古都研修に続き、今回は「現代の都」東京を訪問。日本の首都を実際に体感し、歴史と現代をつなげて学びます。班別行動では自分の興味に沿って見聞を深め、未来への視野を広げる機会にも。さらに、集団行動を通してリーダーシップや協調性を育み、公共の場でのマナーや自律的な姿勢を身につけることを目的としています。

夙川生活最後の宿泊行事となる東京研修が、いよいよ始まります。出発式では高校校長から、安全と体調管理に気を付け、充実した研修にするよう励ましの言葉がありました。

新神戸を出発した新幹線内で、不安や期待を胸にそれぞれの時間を過ごす生徒たち。談笑したり勉強したりと、思い思いのひとときを楽しんでいました。

東京研修、最初の訪問先は国会議事堂。臨時国会前日という貴重なタイミングで見学できました。委員会室や議場を間近に見て、政治をより身近に感じる機会となりました。

その後、生徒たちは希望する省庁を訪問。国土交通省では業務説明や大臣会見室の見学を行い、職員の方に積極的に質問する姿も見られました。

東京地検では模擬取調室の見学を実施。生徒たちは検察官になりきって写真撮影を楽しみ、座談会形式の質疑応答では職員の方々から直接学ぶ貴重な機会も得ました。

警視庁では現役警察官の案内で施設を見学。刑事の仕事や階級の説明を聞き、資料室や白バイでの記念撮影を楽しみました。さらに指令室の様子も上階から見学し、貴重な体験となりました。

法務省では刑務所作業品や保存資料の見学を実施。法改正や法律の在り方が話題となる中、生徒たちは法を理解した立場から物事を考えるきっかけとなりました。

国会議事堂や省庁の見学を終え、生徒たちはバスで東京スカイツリーへ移動。当日はあいにくの天気でしたが、薄雲の合間に見える景色は幻想的で美しく、心に残る時間となりました。