アジア研修旅行②マレーシアでの交流と学び

中学校

前回に引き続き、J2(中2)学年のアジア研修旅行の様子②をお伝えします。①はこちらから。今回の研修では、アジアの国々を実際に巡ることで、自分たちがその一員としてつながっていることを肌で感じることをねらいとしています。また、現地校との交流を通じて異文化への距離感を縮め、視野を広げていく大切な学びの時間となっています。

研修3日目はベトナムからマレーシアへ移動。荷物を整えて出発し、空港では手続きも滞りなく進行。リーダーが班長へ指示を伝え、全体をしっかりまとめていました。

マレーシア到着後、人気スポットのKLタワーへ。エレベーターで150mを一気に上がり、生徒たちは短い時間ながら展望デッキからの景色に感嘆していました。

この日の夕食はレストランで火鍋を食べました。日本のものより熱々ですが、あっさり味で食べやすく、生徒たちは楽しそうに箸を進めていました。

4日目はピンクモスクを訪問。プトラジャヤの美しいピンク色のモスクで、女性はガウンを着用し身だしなみを整えて入場。集合写真撮影後、厳かな雰囲気の中を見学しました。

建物入口でイスラーム教や内部での過ごし方を学ぶ生徒たち。学校では学べないイスラームの文化や習慣を体験し、短い滞在でも荘厳な雰囲気を十分に感じられました。

続いて学校交流です。交流校に到着後、昼食をとります。最初は緊張していた夙川生も、現地の生徒と食事を共にするうちに打ち解け、笑顔で会話する姿が見られました。

次に交流校のプレゼンやダンスが行われ、話し方やジェスチャー、ステージの使い方など大人顔負けの技術に加え、多文化融合のダンスに生徒たちは感動していました。

夙川生の出番では、各チームが練習以上の力を発揮。クイズや浴衣の着付け、ダンスなどを通してマレーシアの生徒も楽しみ、日本文化の魅力を伝えることができました。

グループ交流では、生徒たちが現地の生徒と英語でしっかりコミュニケーションを取り、ゲームや体験を通して楽しく交流を深める姿が見られました。

今回の学校交流では、夙川生もブースを設置し、日本文化を紹介。折り紙やけん玉に加え、ぶんぶんごまも人気で、どのブースでも生徒たちはしっかりと説明していました。