カナダ・UBC短期留学③実践と学びで広がる国際感覚

高等学校

カナダ短期留学プログラムの③をお届けいたします。本プログラムは、夏期休暇中に実施される語学研修の中でも特に期間が長く、充実した学習と生活の機会を提供しています。現在、生徒たちはUBC(ブリティッシュコロンビア大学)のキャンパスを拠点に、英語の習得に加え、多文化社会であるカナダならではの価値観や日常に触れることで、国際的な視野を養うことを目指しています。授業や寮生活を通じて、日々多くの学びと経験を重ねています。

ファーストネーションズの文化や歴史を学び、差別や寄宿学校の問題などカナダの過去と向き合いました。Orange Shirt Dayにちなんで、敬意を込めてオレンジの紙でシャツを作成しました。

授業の最後には、UBC構内の「Reconciliation Pole(和解のポール)」を見学。レジデンシャルスクールの記憶を伝える特別なトーテムポールとして建てられたモニュメントを見学しました。

ESLの授業では、バディとともにディベートに挑戦。意見を述べるだけでなく、選んだ内容に応じたエクササイズにも取り組み、生徒たちは楽しみながら自信を深めていきました。

この日はUBC構内の農場を見学し、オーガニック栽培の工夫を学びました。学内産の食材を通じて、食への意識やフードロスについて考える機会となりました。

農場見学の最後にブルーベリーピッキングを体験。新鮮で甘いブルーベリーに生徒たちは大いに感動し、貴重な自然の恵みを味わいました。

夕食後は、生徒たちが楽しみにしていた英会話タイム。内容は、フェアウェルパーティー予行で体験したじゃんけん列車を英語で実践し、会話力を楽しく磨きました。

この日は模擬国連に向け、担当国ごとにチームを組みリサーチ学習を実施。安全で幸せな暮らしを目標に環境問題や課題解決策を調べました。

最後に各グループで調査結果を共有しました。意見が分かれながらも議論を重ね、考えを整理してまとめていきました。代表としての自覚を持ち、模擬国連に臨みます。