先日に引き続き、カナダ短期留学プログラム④をお届けします。①、②、③の記事もぜひご覧ください。このプログラムは、夏休みを利用して行われる語学研修の中でも、学びと体験が特に充実しているのが特徴です。生徒たちはUBC(ブリティッシュコロンビア大学)の広大なキャンパスで学びながら、日々、英語力の向上に取り組んでいます。さらに、カナダ特有の多文化的な社会に触れることで、言語だけでなく、異文化理解の力も育まれています。教室の中だけでなく、寮生活や課外活動を通して、たくさんの刺激と発見にあふれた毎日を過ごしています。
今週最後のESL授業では、ゲームや英語俳句に挑戦し、クラス合同アクティビティも実施。最後にはナナイモバーの差し入れもあり、生徒たちは大喜びでした。
模擬国連では各国代表になりきり、気候変動をテーマに英語で議論。緊張気味のスタートでしたが、後半は活発な意見交換が行われ、協力して解決策を模索しました。
授業の最後には議長からの講評と表彰があり、緻密なリサーチ賞を受賞。難しい議題にも英語で果敢に挑み、成長を感じる時間となりました。
この日の午前中はカナダの高校授業を体験。美術では現地の教員のもと、消しゴムハンコや葉を使った版画制作に取り組み、創造力を養う貴重な学びとなりました。
午後はUBC構内でスカベンジャーハントを実施。バディと協力し、写真撮影や現地調査を通して課題に挑戦。創造性も評価対象となり、楽しみながら知識と行動力を発揮しました。
採点集計の後、いよいよ結果発表が行われました。生徒たちはチームでの努力と工夫が評価され、豪華な景品を手にすることができ、達成感に満ちた時間となりました。
この日はUBCバディと研修の振り返りを英語で発表し、質問も交えながら進行。午後は現地高校生と日本とカナダの違いを話し合い、ポスター発表を行いました。
いよいよポスター発表がスタート。話し合いは英語で進め、制作では日本語も交えながら工夫を重ねました。発表後は投票でMost Surprising賞とMost Entertaining賞が決定しました。
この日は観光名所キャピラノ吊り橋を訪問。全長137mの吊り橋を渡り、森の中の遊歩道「ツリートップアドベンチャー」や崖沿いの「クリフウォーク」も体験。スリル満点の観光となりました。
最後のELS授業ではゲーム形式で復習を行い、全クラス合同でビンゴアクティビティも実施。景品には現在は使われていないカナダの1セント硬貨が贈られ、生徒たちは大いに喜びました。
フェアウェルパーティーでは様々なパフォーマンスが披露され、生徒たちは感謝の気持ちを込めて全力で取り組みました。最後は学園歌を合唱し、先生方から感動の言葉をいただきました。
別れの時間が近づくにつれ、生徒たちは寂しさを見せ、涙する姿も。UBCでの学びや出会いはかけがえのない経験となり、多くの生徒が「また来たい」と手を挙げていました。