刺し子で楽しむ日本の衣文化

中学校

J2(中2)学年の家庭科では、アジア研修旅行に向けて自国の文化を学びます。今回は「日本の衣文化」に注目し、江戸時代に東北地方の農民から生まれた伝統手芸「刺し子」に挑戦。生徒たちは刺し子の技法でテトラポーチ作りに取り組み、細かい縫い目や模様を楽しみながら、昔から受け継がれる技を体験しています。

まず教員からミシンの使い方や作業の流れを説明。生徒たちは完成形をイメージしながら話を聞き、実際の操作方法や注意点を理解して、制作に備えます。

まずは、ミシンでポーチのファスナーを取り付け。まち針で固定し、まっすぐ縫い進めます。初めての生徒も見よう見まねで挑戦し、少しずつ技を身につけています。

縫い終わったポーチにアイロンをかけ、しわを丁寧に伸ばします。ゆっくり作業することで形が整い、だんだんと完成形が見えてきました。

最後に布に日本の伝統文様を刺し縫い。麻の葉や七宝など思い思いに仕上げ、オリジナリティあふれるポーチが完成。実践を通して日本の伝統にも触れています。