S1サマーキャンプ①高野山で多くの学びを得る

中学校

8月27日(日)から、S1(中3)学年が高野山へ行っています。サマーキャンプ中は様々な活動・学習をし、中学最高学年としての主体性・協働性・責任感を伸ばします。

現地に到着後、まずは奥の院を見学しました。20万基を超える諸大名の墓石や祈念碑、慰霊碑、杉の木が並ぶ参道を歩き、歴史を感じました。

この3泊4日は、西門院の宿坊で過ごします。開校式では、住職の方、生徒代表、教員代表からの挨拶がありました。キャンプの目的・注意事項を再確認する時間です。

夜は、学園長講話です。「なりたい自分になる」とはどういうことなのか、経験談を交えながらの話がありました。質疑応答タイムでは、生徒全員が質問をしました。

係を担う生徒の活躍が随所で見られます。リーダー・班長は、2日目の行程の打ち合わせ中でした。生徒主導でキャンプをつくりあげます。

2日目の林業体験の様子です。ヒノキの伐倒をしました。のこぎりでヒノキに切れ目を入れ、班で力を合わせてロープを引っ張りました。

今年から、余分な枝や枯れた枝を1本1本落とす「枝打ち」にも挑戦。ヘルメットをかぶる、ベルトを装着するなど、安全第一で行いました。

草木染め体験では、トートバッグをつくります。まずは染色液の材料となる、草木を摘みに行きました。

輪ゴムで縛った布を染色して水で洗い流すと、個性溢れるトートバッグが完成。色や模様は一人ひとり異なります。

午後からは、住職の方による講話です。翌日に予定している「世界遺産巡り」の前に、高野山について学びました。

仏教に関する理解を深めるために、写経を体験しました。生徒たちは集中し、1文字1文字丁寧に書き写していました。