フランスの家庭料理に挑戦

高等学校

K2/V1(高2)の家庭科では、特別授業期間を活用し、調理実習を実施しました。今回は、にんじん入りバターライスとチキンフリカッセの調理に取り組み、フランスの家庭料理に触れながら基本的な技法を学びました。日常の食事づくりにも応用できる内容で、生徒たちは実践的な知識と技能を身に付ける機会となりました。

教員から作り方と安全の説明を受け、調理を開始しました。まずは班ごとににんじんをすりおろして行きます。おいしいご飯を目指して真剣に取り組んでいました。

すりおろしたにんじんと玉ねぎ、研いだ米を炒めて炊飯器へ。火加減の調整など、班ごとに役割分担をして協力しながら調理を進めます。

次にチキンフリカッセ作りへ。薄切りにした玉ねぎをバターで炒め、小麦粉と牛乳を少しずつ加えてホワイトソースを仕上げます。丁寧な作業でなめらかなソースが完成しました。

時間になり、炊き上がりを確認します。ふたを開けると湯気の合間から、色よく仕上がったバターライスが姿を見せ、思わず笑顔がこぼれます。

出来上がった料理を盛り付け、班ごとに試食しました。どの班も上手に仕上がり、味わいながら「おいしい」と感想を交わしていました。

見学に来た教員にも試食してもらい、どの班も「自分たちが一番おいしい」と嬉しそうに話していました。調理を通して、日常でも生かせるレシピや技法を身に付ける機会となりました。