いのちを学ぶ特別授業 助産師による性教育講演会

中学校

先日、J1(中1)学年を対象に、神戸市助産師会・中村浩子先生をお迎えして、性教育の特別授業が行われました。赤ちゃんがどのように育っていくのか、妊娠の流れや出産のしくみ、そして思春期に起こる体と心の変化まで、先生が一つひとつ丁寧に教えてくださいました。普段はなかなか聞けないお話も多く、生徒たちは興味津々で耳を傾けていました。

助産師の仕事や妊娠の経過、胎児の様子を学び、思春期の向き合い方も伺いました。自分と周囲を大切にする思いを考える時間で、メモを取る生徒もいました。

妊婦体験では代表生徒がジャケットを着用し、その重さを体感しました。物を拾う動作や起き上がることなど、日常の動きが大きな負担となることを学びました。

赤ちゃんとほぼ同じ大きさの人形を用いた抱っこ体験も行われました。重さの感覚を確かめながら、支える位置や抱き方の基本について理解を深める時間となりました。

命の成り立ちや男女の違いを理解し、大人へ成長するうえで欠かせない知識を学びました。未来の自分を考えるきっかけにもなり、貴重な学びとなりました。