6月14日(土) 本日より2日間、2025年度 夙川中学校・高等学校の文化祭を開催いたします。昨年度から、両日とも保護者の皆さまにご来場いただけるようになりました。昨年に引き続き、本校の受験をお考えの小学生・中学生とその保護者の方も、事前予約のうえご参加いただけます。今年度のテーマは、大阪・夢洲で開催中の日本国際博覧会と本校・夙川を掛け合わせた「夙覧会(しゅくらんかい)」です。世界各国の文化や技術が集う万博のように、各クラスの個性あふれる展示や企画をお楽しみください。午後からはJ1(中1)学年のステージ企画「フォネティクスオリンピック」も行われました。
高校生はクラスごとに模擬店を企画し、来場者に手作りのポップコーンやたこ焼きなどを提供し、多くの人でにぎわっていました。
リピーターが出るほどの人気店もあり、各クラスの模擬店は大盛況。ゲームセンター風のエアホッケーも来場者に好評で、賑わいを見せていました。
講堂では、部活動や有志生徒による多彩なステージ発表が行われました。吹奏楽部は映画音楽を中心に構成した演奏を披露し、観客を魅了していました。
文化部の展示ブースもにぎわいを見せていました。茶道部では、静かな和の空間でお点前の見学ができ、多くの来場者が一服の抹茶と季節の和菓子を味わっていました。
理科研究部は日頃の探究活動の成果を発表しました。テルミット反応の実演では激しい燃焼反応が起こり、大きな火柱が立ち上る様子に、会場から驚きの声が上がりました。
生徒が自らの興味・関心に基づいてテーマを設定し、調査・研究を行う「個人研究」。優れた研究には、理事長賞・学園長賞が授与されます。理事長から生徒へ賞賛とアドバイスする場面も見られました。
学園長はじっくりと生徒の研究内容に目を通した後、「毎年、研究内容のレベルが上がっている」と感想を述べてました。
箏曲部は現代の人気曲を繊細に編曲して演奏。日々の練習の成果を発揮し、美しい音色が会場に響く、心温まるステージとなりました。
受付や案内、校内放送、ステージ発表の運営など、文化祭のさまざまな場面で生徒が主体的に活躍していました。行事の運営も、生徒の手によって支えられています。
フォネティクスオリンピックは、本校で学ぶ英語の発音技術を活かした対戦型のゲームイベントです。生徒たちはクラスごとに協力しながら、正確な発音で勝負に臨んでいました。